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夜更けの海に眠るのは、
数多の「嘘」と優しい「歌」
18世紀。物語は一つの国から始まった。
自然と資源に恵まれた豊かな国、「プルメリア」。
王が統治するその国は、近郊の海賊の被害に悩まされながらも穏やかに日常を送っていた。
――幸せな日々は一瞬で崩れ去る。
燃え盛る炎。崩れ落ちる城。叫ぶ人々。
突如、隣国である「リアトリス」はプルメリアへ侵攻を始める。
生き残ったのはプルメリアの【姫】と【騎士】、そして
幸運にも国外へ出ていた主人公『セレナ』だけ。
絶望の中、その手を取ったのは一人の【海賊】。
「俺たちには船がある」
かくして、奪われた日常を取り戻すため、その船は夜の航路を進みゆく――。
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